シャンプーについて。
こんにちは、りょうまです。
今回もシャンプーについて説明していきたいと思います。
前回は成分について説明していきましたが
今回はシャンプーの構成や目的について説明していきます。
とある日の会話
『シャンプーを致しますのでシャンプー台までどうぞ』
お客様『そういえば、シャンプーってどれぐらいの頻度でやればいいんですか?』
あなた『えぇ〜と・・・・。毎日洗ったほうがいいとは思うのですが・!』汗
このような感じでお客様の質問に一瞬で答えられずに噛んでしまったり
しどろもどろになってしまったことはないですか?
そんな時にすぐに答えられるように今回の記事を読んで勉強して見てください。
1、シャンプーの主な構成
シャンプー剤の中には水、洗浄成分、トリートメント成分など、例えば市販のものでもサロン専売品であってもこの構成はほとんど同じです。
- 水
シャンプーに含まれる成分を溶かし込み、濡れた髪への馴染みを良くするため、最も多く含まれます。
- 洗浄成分
主成分は界面活性剤。地肌や髪に付着する汚れや皮脂を落とすための成分。
- トリートメント成分
毛髪の保護や補修のほか、指通りや手触りを良くする効果。
- その他
香料、防腐剤、安定化剤。
2、シャンプーの目的
シャンプーの目的は、毛髪と頭皮の汚れをとること。汚れとは、大気中からの付着物やスタイリング剤などの外部環境からもたらされる汚れ。汗や皮脂といった身体の内部から生じる汚れ。また毛穴には汚れが蓄積しやすく、強固に付着していることもあり、
それを放置してしまうと臭いや頭皮トラブルの原因になってしまいます。つまり頭皮と髪の健康やコンディションを守るためにもシャンプーは必要なのです。
昔は、2日に1回でもシャンプーは足りていましたが、今の時代は、空気中に汚れが多いので毎日シャンプーをすることをお勧めします。ただし1日に2回以上やってしまうと頭皮の皮脂を取りすぎてしまうので、お勧めは夜に1回ちゃんと洗うのがいいですね。
シャンプーが落とす汚れ
- 皮脂
- ふけ
- タバコの煙
- スタイリング剤
- 排気ガス
- 待機中のちり
- 調理時の油や煙
- 汗
3、界面活性剤が汚れを落とすメカニズム
髪に付着している親水性の汚れは水で洗い落とせる。しかし、油性の汚れは、水だけでは落とせない。そんな頑固な汚れを取るために活躍するのが、界面活性剤。界面活性剤とは、水になじみやすい部分(親水基)と、油に馴染みやすい部分(親油基)の両方の性質を持つ化学物質。
今回の知識があるだけでもシャンプーについて大枠部分は分かっていただけたかと思います。
次回は界面活性剤についてさらに深掘りしていきたいと思います。
ありがとうございました。