トリートメントについて
みなさんこんにちは。
りょうまです。
寒さも続き寒く乾燥する。今
お客様のお悩みはやはり乾燥!!そんな乾燥する今お客様は髪の毛のきしみやダメージに悩んでいます。
でも、トリートメントはよく聞くけどどんな効果や入っているものなど、みなさんは上手に説明してあげることができますか?
今回はそんなトリートメントについて説明していきます。
1、トリートメント、リンスの効果
毛髪のダメージが深刻化してきている今、リンス、トリートメントなどのヘアケア剤が、サロンワークでは欠かせなくなってきています。まずは、ヘアケア剤が髪に働きかけ、保護、ケアするメカニズムを理解しましょう。
- リンス
シャンプー後の濡れた毛髪に、リンスの主成分であるカチオン界面活性剤が吸着する。毛髪の表面に皮膜を作り、滑りをよくして毛髪を整えやすくしたり、静電気の発生を防ぐ。
- トリートメント
主成分であるカチオン界面活性剤や油剤が毛髪の表面に吸着して、毛髪を滑らかにする。また、トリートメント成分を毛髪内部に補給し、ダメージを受けた毛髪を健康な状態に近づける。
- コンディショナー
リンスの保護効果をより高めたもの。リンスに比べて油剤やコンディショニング成分の配合が多くなている。近年、毛髪が傷んだ人の増加に伴い、シャンプー後に使われることが増えた。
- ヘアパック、ヘアマスク
基本的には、トリートメントと同じ。目的に応じてケア成分の含有量を高め、集中的に作用させコンディショニング機能を充実させたものがパック、マスクと呼ばれる。
2、トリートメントの種類
- システムトリートメント
- 洗い流すトリートメント
- 洗い流さないトリートメント
3、トリートメント成分
トリートメントには、毛髪保護成分や補修成分が含まれている。
これらは4つに分類できるのでそれを紹介していく。
- 油性成分
髪にオイリー感を与え、艶や柔らかな風合いなどを与える。ホホバ油、マカデミアナッツ油、セタノール、シアバター、スクワランなど。
- PPT類
PPTとはタンパク質を小さくした成分。毛髪の内部から髪を保護、補修するために配合される。ケラチン、コラーゲン、シルクなど。
- 動植物抽出液
動物や植物から抽出した、人体の整理機能を活性化させる機能のある成分。抗菌効果のあるヒノキチオール、抗炎症効果のあるグリチルリチン酸ジカリウム、毛髪保護効果のあるワサビ種子エキスなど。
- 糖類
糖分は水となじみやすい性質を持っているため、ヘアケア剤においては優れた保湿効果を発揮する。蜂蜜など。
いかがでしたでしょうか?
今回のトリートメントの知識はこれからの時期だけでなくてもオールシーズン使える知識なのでぜひご活用ください。
ありがとうございました。