ケアブリーチ

 

みなさんこんにちは、

りょうまです。

 

今回は今人気のケアブリーチについて説明させていただきます。

 

そもそもどういう人がケアブリーチをするのか?

一番多いのが綺麗にヘアカラーをしたいけどダメージが気になってブリーチができない方が多いです。

 

ベージュ系や外国人風のヘアカラーや今トレンドのペールトーンのカラーなど薄くて、透明感のあるヘアカラーにはブリーチが欠かせません。

しかしブリーチをすると傷んだり、手触りが悪くなったり、髪の毛が切れてしまったりして、ブリーチをしたくない人にお勧めなのが「ケアブリーチ」です。

 

そもそも「ブリーチ」とはなんなのか?みなさんはご存知でしょうか。

全く知識のない方でも分かるよう

かなり砕きながら分かりやすく説明していきます。

まずは「ブリーチ」について説明させていただきます。

 

1、ブリーチ。

ブリーチとはわかりやすくいうと、髪の色素を抜き明るくすること。

髪には、髪の色を決める「メラニン色素」という成分があり、この色素と種類と量で髪の色が決まります。

専門的にいうと、ユウメラニン(こげ茶)・フェオメラニン(黄)この2つの量で黒髪だったり、ブロンドになったり重要な色素となります。

日本人→ユウメラニン(多) 欧米→ユウメラニン(少)フェオメラニン(多)

よって日本人は黒髪、欧米の方は黄色の髪色が多くなってます。

ここでブリーチの出番となります。ブリーチでユウメラニンを分解して髪の色を黄色くして明るくしていくことができます。そしてその髪にヘアカラーをして綺麗に染めていくことがブリーチの目的となります。

ブリーチの色の変化は、黒→こげ茶→赤茶→橙→黄→白 の順番で変わっていきます。

『はっきりした色がいい』『外国人風カラー』『透明感のあるカラー』これらのカラーをしたい方にはぜひブリーチをお勧めします。

 

2、ケアブリーチとは

メリット

  • ブリーチによる髪の毛へのダメージを大幅カット
  • 切れ毛や枝毛を90%以上削減することができる
  • ブリーチを繰り返し行っても強度が落ちにくい
  • ブリーチを繰り返した時の髪の毛の質感がかなり良くなっている
  • 髪を構成する4つの結合を守ることができる。ペプチド 結合・シスチン結合・イオン結合・水素結合。

デメリット

  • 通常のブリーチに比べてやや明るくなりにくい
  • 質感よく綺麗に仕上がるが、決して痛まないわけではない
  • 通常のブリーチ+数千円料金が高くなる

 

すでにブリーチをしている方や、お洒落なカラーを楽しみたい。後は、髪の毛が細く傷みやすい人などにケアブリーチはとてもお勧めです。

 

ご視聴ありがとうございました。

まとめ1。

皆様こんにちは、りょうまです。

 

今回はこれまでの記事についてまとめの意味を兼ねて

Q&Aを少し書いていきたいと思います。

 

今回書くこともよく聞かれることですし、

またお客様にも読んでいただいて

ぜひ美容の知識を高めていただきたいと思います。

 

Q,シャンプーって毎日した方がいいの?

 シャンプーの目的は、髪と頭皮の汚れを落とすことなので、基本的には毎日した方がいいです。特に毛穴に汗や皮脂、汚れがたまったままだと、酸化して臭ったり、つまりによる脱毛が生じたりするので、頭皮からの洗浄が大事になります。ただし洗浄力の強すぎるシャンプーで毎日あらうのはよくないです。皮脂を取りすぎることで過剰分泌してしまうからです。

 

Q,市販のシャンプーとサロンのシャンプーは何が違うの?

 サロン専用シャンプーは、お客様の毛髪や施術者の手肌への負担を少なくするように作られています。マイルドな洗浄力のものが中心です。また、サロンで行ったヘアカラーの褪色を防いだり、パーマの持ちをよくするように設計されています。一方、市販のシャンプーは、泡立ちの良さや滑らかな手触りなど、使用感が重視されています。

 

Q,シリコーンは髪に良くないの?

 シリコーンは髪をコーティングして指通りをよくしたり、艶を与えたりすることができることから、多くのシャンプーに配合されている優れた成分です。ただし、繰り返し使用することで髪に過剰に蓄積すると、ヘアカラーやパーマなど、薬剤の浸透を邪魔したり、頭皮のベタつきや根元からのボリュームダウンに繋がることもあります。お客様の求めるヘアデザインに応じてシリコーン入りシャンプーにするか否かを選択しましょう。お客様の髪質に応じたシャンプーを、皆様で選択してあげましょう。

 

Q,頭皮を揉んでもらってすごく気持ちいいのはなんで?

 健康な髪は、健康な頭皮から生まれます。お客様の頭皮は、少し凝ってらっしゃいました。コリをほぐすことで血流を良くし、髪に栄養を届けられるようにして、健康な髪の生える環境を整えました。また、お客様の頭皮の色は青白いので健康な状態ですが、頭皮が赤くなっている方だと、なんらかの炎症が起きている可能性があるのです。定期的にヘッドスパをご利用いただき、癒しを感じながら頭皮環境をケアしていきましょう。

 

Q,シャンプーで体を洗ってもいいの?

 成分的には体を洗っても問題ありません。しかし、シャンプーは髪を洗うのに適した成分なので、体を洗うと、ぬめり感。がでたり泡立ちが悪かったり、快適にご使用いただけないことがあるので、体は石鹸やボディーソープなど専用の化粧品で洗うことをお勧めします。

 

Q,毎日トリートメントしてもいいの?

 基本的に問題ありません。お客様の髪の状態によりますが、痛みが激しい場合は毎日トリートメントをしてケアをしてあげる場合もあります。しかし集中トリートメントやパクなどを毎日使用するとダメージがケアされていくにしたがって必要以上にトリートメントされて重くなったり、手触りが悪くなったりするので、使用目安などを参考に使用料や回数で調整してみてください。

 

いかがでしたか?

今回の質問例、みなさんも気になったり聞かれたりしたことがある方も

多いのではないのでしょうか?

 

これからも皆様に役立つ情報を発進していきますのでどんどんチェックしてみて下さい。

 

ありがとうございました。

 

ヘッドスパの効果

こんにちは、りょうまです。

 

昔はやる方も少なかったヘッドスパですが、

昨今ではお値段もリーズナブルになり、様々な店舗で受けることができる

施術になってきました。

 

当店にご来店されるお客様も一度やってみたかったという方も多く

興味はあるがなかなかやる機会がなくできていないという方も少なくありません。

 

 

そんなお客様に上手にヘッドスパをご紹介できるように

今回はヘッドスパについて知識を高めていきましょう!!

 

1、ヘッドスパの定義。

 ヘッドスパとは、洗髪、ヘッドマッサージ、頭皮ケア、をゆっくりとした空間、アロマや音楽などの演出の元で行うエステティック行為の総称。髪、頭皮、健康、癒しを包括的に扱う。その点で、ヘッドスパは、肉体や精神、美、健康が互いに影響し合っている『ホリスティック』の考えに通じるものと位置づけられる。

外面的な「健康」や「美」に、精神的ストレス(内面的)が大きく影響していることは、今では広く知られている。脳は、受けた刺激を自律神経、ホルモン系、免疫系といった機能を通して、「心」「肌」「身体」に伝える。脳の活性化が心をリラックスさせ、肌の美しさや体の調子をよくしていく。そして、脳に一番近い、頭部を中心とした「ケア行為」によって、脳に快適という刺激を与え、頭皮や肌、髪への美しさを導き出し、ひいてはその善循環によって、長期的な健康や美しさを維持していこうとする。この行為を「本当のヘッドスパ」と考える。

 

 本当のヘッドスパとは、心と体、人間の全体に働きかけ長期的な健康や美しさを維持していこうとする行為。

  •  ヘッドスパは相互に作用する「髪」「頭皮」「心」の健康を同時に導く。

 髪、  はり、こし、弾力、つやなどを導く。

 頭皮、 毛穴まで清潔で血行の良い状態を導く。

 心、  リラクゼーションによるストレス解消を導く。

 

2、ヘッドスパのリラクゼーション効果

 ヘッドスパ施術を受けることで、心身共にリラックスすることは広く知られているが、体の中でどのような変化があるのか、実験を通じて明らかになっている。

唾液中のコルチゾール(副腎皮質ホルモン)という物質は、心理的、心身的な急性ストレスで増加すると言われている。このコルチゾールヘッドスパ前とヘッドスパ後で測定したところ、施術後に施術前と施術後ではコルチゾールの濃度が減少。ヘッドスパ施術により、唾液中のコルチゾールの濃度が減少していたことがわかった。つまり、施術前より施術後のほうがストレスの低い状態(リラックスした状態)になったのである。

 

 

 今回はヘッドスパの定義と効果について書かせていただきました。

これを読んでおけばお客様に質問された時にすぐにヘッドスパについて答えていただくことができると思うので、

今回の記事をぜひご活用ください。

 

ありがとうございました。

 

トリートメントについて

みなさんこんにちは。

りょうまです。

 

寒さも続き寒く乾燥する。今

お客様のお悩みはやはり乾燥!!そんな乾燥する今お客様は髪の毛のきしみやダメージに悩んでいます。

でも、トリートメントはよく聞くけどどんな効果や入っているものなど、みなさんは上手に説明してあげることができますか?

 

今回はそんなトリートメントについて説明していきます。

 

1、トリートメント、リンスの効果

 毛髪のダメージが深刻化してきている今、リンス、トリートメントなどのヘアケア剤が、サロンワークでは欠かせなくなってきています。まずは、ヘアケア剤が髪に働きかけ、保護、ケアするメカニズムを理解しましょう。

  • リンス

 シャンプー後の濡れた毛髪に、リンスの主成分であるカチオン界面活性剤が吸着する。毛髪の表面に皮膜を作り、滑りをよくして毛髪を整えやすくしたり、静電気の発生を防ぐ。

 

  • トリートメント

 主成分であるカチオン界面活性剤や油剤が毛髪の表面に吸着して、毛髪を滑らかにする。また、トリートメント成分を毛髪内部に補給し、ダメージを受けた毛髪を健康な状態に近づける。

 

  • コンディショナー

 リンスの保護効果をより高めたもの。リンスに比べて油剤やコンディショニング成分の配合が多くなている。近年、毛髪が傷んだ人の増加に伴い、シャンプー後に使われることが増えた。

 

  • ヘアパック、ヘアマスク

 基本的には、トリートメントと同じ。目的に応じてケア成分の含有量を高め、集中的に作用させコンディショニング機能を充実させたものがパック、マスクと呼ばれる。

 

2、トリートメントの種類

  • システムトリートメント
  • 洗い流すトリートメント
  • 洗い流さないトリートメント

 

3、トリートメント成分

トリートメントには、毛髪保護成分や補修成分が含まれている。

これらは4つに分類できるのでそれを紹介していく。

  • 油性成分

 髪にオイリー感を与え、艶や柔らかな風合いなどを与える。ホホバ油、マカデミアナッツ油、セタノール、シアバター、スクワランなど。

  • PPT類

 PPTとはタンパク質を小さくした成分。毛髪の内部から髪を保護、補修するために配合される。ケラチン、コラーゲン、シルクなど。

  • 動植物抽出液

 動物や植物から抽出した、人体の整理機能を活性化させる機能のある成分。抗菌効果のあるヒノキチオール、抗炎症効果のあるグリチルリチン酸ジカリウム、毛髪保護効果のあるワサビ種子エキスなど。

  • 糖類

 糖分は水となじみやすい性質を持っているため、ヘアケア剤においては優れた保湿効果を発揮する。蜂蜜など。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回のトリートメントの知識はこれからの時期だけでなくてもオールシーズン使える知識なのでぜひご活用ください。

 

ありがとうございました。

 

シャンプーについて。

 

こんにちは、りょうまです。

 

今回もシャンプーについて説明していきたいと思います。

 

前回は成分について説明していきましたが

今回はシャンプーの構成や目的について説明していきます。

 

とある日の会話

『シャンプーを致しますのでシャンプー台までどうぞ』

お客様『そういえば、シャンプーってどれぐらいの頻度でやればいいんですか?』

あなた『えぇ〜と・・・・。毎日洗ったほうがいいとは思うのですが・!』汗

 

このような感じでお客様の質問に一瞬で答えられずに噛んでしまったり

しどろもどろになってしまったことはないですか?

 

そんな時にすぐに答えられるように今回の記事を読んで勉強して見てください。

 

1、シャンプーの主な構成

 シャンプー剤の中には水、洗浄成分、トリートメント成分など、例えば市販のものでもサロン専売品であってもこの構成はほとんど同じです。

  • 水 

 シャンプーに含まれる成分を溶かし込み、濡れた髪への馴染みを良くするため、最も多く含まれます。

  • 洗浄成分

 主成分は界面活性剤。地肌や髪に付着する汚れや皮脂を落とすための成分。

  • トリートメント成分

 毛髪の保護や補修のほか、指通りや手触りを良くする効果。

  • その他

 香料、防腐剤、安定化剤。

 

2、シャンプーの目的

 シャンプーの目的は、毛髪と頭皮の汚れをとること。汚れとは、大気中からの付着物やスタイリング剤などの外部環境からもたらされる汚れ。汗や皮脂といった身体の内部から生じる汚れ。また毛穴には汚れが蓄積しやすく、強固に付着していることもあり、

それを放置してしまうと臭いや頭皮トラブルの原因になってしまいます。つまり頭皮と髪の健康やコンディションを守るためにもシャンプーは必要なのです。

 

 昔は、2日に1回でもシャンプーは足りていましたが、今の時代は、空気中に汚れが多いので毎日シャンプーをすることをお勧めします。ただし1日に2回以上やってしまうと頭皮の皮脂を取りすぎてしまうので、お勧めは夜に1回ちゃんと洗うのがいいですね。

 

シャンプーが落とす汚れ

  • 皮脂
  • ふけ
  • タバコの煙
  • スタイリング剤
  • 排気ガス
  • 待機中のちり
  • 調理時の油や煙

 

3、界面活性剤が汚れを落とすメカニズム

 髪に付着している親水性の汚れは水で洗い落とせる。しかし、油性の汚れは、水だけでは落とせない。そんな頑固な汚れを取るために活躍するのが、界面活性剤。界面活性剤とは、水になじみやすい部分(親水基)と、油に馴染みやすい部分(親油基)の両方の性質を持つ化学物質。

 

 今回の知識があるだけでもシャンプーについて大枠部分は分かっていただけたかと思います。

次回は界面活性剤についてさらに深掘りしていきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

シャンプーなどの成分表記

こんにちはりょーまです。

 

皆様は薬剤などに含まれる成分表記について

どこまで薬剤をご存知ですか?

 

裏面に書かれている表記のことを『全成分表示』といって配合されている全成分を、配合量の多い順にパッケージに表示すること。(1%以下は表示されない)。

今回はその中でも多く配合されることの多い成分を紹介していきます。

 

細胞膜類似脂肪セラミドなど)

 CMCやセラミドなど、毛髪や皮膚に含まれる細胞膜の成分で、頭髪や頭皮の成分の潤いを保つ。

PCAーNa(同じ表記)

 もともと皮膚に含まれている保湿成分で、頭髪や頭皮に潤いを与える効果がある。

マト果実エキス(同じ表記)

 トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用をもち、体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去する。

リピジュア(ポリクオタニウム−64)

 細胞膜と近い構造を持つ成分で、頭髪や頭皮のバリヤ機能を高め潤いを保つ

分岐脂肪酸脂肪酸、コレステリル、ラノステリル)

 毛髪の表面に存在する脂質で、18MEAなどとも呼ばれ毛髪の疎水性を高める成分。

ペプチド加水分解コメタンパク)

 動物や植物のタンパク質から得られる成分で頭髪や頭皮にハリやコシを与える。

天草エッセンス(グリチルリチン酸2K)

 漢方薬に使われる成分で、炎症を抑える効果がある。

炭酸二酸化炭素

 炭酸飲料に含まれる炭酸と同じで、温泉などの血行促進で知られている。頭髪や頭皮の洗浄を高め、ヘッドスパの分野では、より効果を高めるために使われる事が多い。

植物エキスカミツレエキス)

 様々な植物から得られるエキス。頭皮を洗浄する効果や保湿する効果がある。 

プロテオグリカン(同じ表記)

 鮭の軟骨などに含まれる成分で、頭皮の機能を高め、潤いを与える。

 

以上となります。まだまだ成分はたくさんあるので、僕ももっと調べてわかりやすく投稿していきたいと思います。

皆様もぜひシャンプーの成分などを見て見てください。

成分が分かってみるとまた違った側面から見ることができるので、

楽しく見ることができますよ!!

 

ありがとうございました。

年齢と髪の毛の関係

みなさんこんにちは、りょーまです。

 

今日はご年配者様のお客様に対して

最近髪のボリュームがなくなってきたり、白髪が増えてきたり、クセが増えてきたなどの相談をされたことはありますか?

そんな時にあなたはすぐに答えを提示してあげられてますか?

 

今回はそんなお悩みを解決していきたいと思います。

 

こんな時に知っておきたい知識は以下の5つです!!

  • エイジングの種類
  • 白髪が増える要因
  • ハリコシがなくなる原因
  • うねりが出る要因
  • 潤いツヤがなくなる要因

 

1エイジングの種類

 毛髪は、加齢によって毛母細胞の働きが弱まって、毛髪が細くなり、キューティクルの枚数が減り、ハリが弱くなっていく。それと同時に髪は乾燥毛へ変化していく。コシも徐々に弱くなる。さらに、若い頃は直毛だった人もクセが出たり、癖毛だった人もさらに強くなることもある。

  • 白髪が増える
  • うねりが出て止まらない
  • ハリ、コシがなくなる
  • 潤い、ツヤがなくなる

 

2白髪が増える要因

 加齢により、色素細胞メラノサイトの働きが弱まったり、消失したりすると、毛髪の色を決定するメラニン色素が作られなくなり、毛髪は白髪になる。完全に解明はされていないが白髪になる原因は4つあります。

  • 遺伝 
  • 病気
  • 生活習慣
  • ストレス

 

3ハリコシがなくなる要因

 毛髪は10代から30代にかけて太くなる傾向にあります。その後は、加齢にともないエネルギー代謝が低減することで、毛髪を生み出す毛母細胞などの活動が弱まる。結果的に、髪が細くなり、ハリコシが低減。毛髪密度も減少し、ボリュームがなくなる。さらに高齢になると、毛髪の主要成分のケラチンタンパク質を作るシスチン量が減少し、強度も落ちてしまう。

  • 男性は20代前半から、女性は30代後半から髪が細くなる傾向にある。
  • 髪の太さと硬さは比例関係にある。

 

4うねりが出る要因

 加齢と共にクセが強くなり、髪のまとまりが悪くなる事がある。これは、毛髪の内部構造が偏る事が一因。毛髪には、コルテックス細胞が詰まっているが、くせ毛の場合、癖のうちがわにはコルテック細胞が平行に集まっているのに対して、癖の外側にはスパイラル状にねじれた状態で詰まっている。この偏りがうねりを呼ぶ。

 

 

5潤い、ツヤがなくなる要因

 滑らかな指通りや艶感を向上させている、18MEAに代表されている分岐脂肪酸は加齢と共に失われる。脂肪酸は毛髪表面を疏水化して摩擦の影響をやわらげ、キューティクルを保護している成分。これが減少することで、毛髪表面のバリア機能が低下すると、タンパク質の流失が起こりやすくなる。

  18MEAとは?

 キューティクルの外側に多く、疎水性の高い成分で、髪の表面を守る働きがあると同時に髪と髪とを分離しやすくする働きがある。さらさらの指通りに欠かせない成分。薬剤などに含まれるアルカリの作用を受けやすい。なので18MEAを守る毛髪ケアグッズなども多い。

 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

次回もよろしくお願いします。